警備会社を選ぶ際に確認すべき7つのポイントを解説。認定証・実績・対応業務・料金・保険など、契約前に必ずチェックすべき項目をわかりやすく説明します。
1なぜ警備会社選びで失敗が起きるのか
警備会社は全国に1万社以上あり、サービス品質や料金体系は会社によって大きく異なります。「とりあえず安いところ」「ネットで最初に出てきたところ」で決めてしまうと、現場での対応力不足・追加料金の発生・事故時の補償トラブルといった問題につながりかねません。
警備の発注は、人命や財産の安全を任せる重要な意思決定です。この記事では、契約前に必ず確認すべき7つのチェックポイントを、優先順位の高い順に解説します。発注担当者の方は、見積もり依頼前にこのリストを手元に置いておくことをおすすめします。
2①警備業の認定を受けているか確認する
最も重要なのが、都道府県公安委員会の認定を受けているかどうかです。警備会社は警備業法に基づき、認定を受けた業者でなければ営業できません。
認定を受けていない業者は違法営業であり、万が一の事故・トラブル時に補償が受けられないリスクがあります。「認定証の写しを見せてください」と依頼して、快く応じてくれるかどうかも信頼性を測る一つの目安になります。
3②対応できる警備業務の種類を確認する
警備業務は法律上、以下の4種類(号区分)に分類されています。自社のニーズに合った区分に対応できる会社を選びましょう。
- ✓1号(施設警備)… ビル・商業施設・病院などの常駐・巡回・機械警備
- ✓2号(交通誘導・雑踏警備)… 工事現場の誘導、イベントの雑踏整理
- ✓3号(貴重品運搬警備)… 現金・貴重品の輸送
- ✓4号(身辺警備)… 要人・個人の身辺警護(ボディーガード)
例えば道路工事なら2号、現金輸送なら3号というように、必要な業務区分を明確にしてから会社を探すと効率的です。
4③地域での実績・経験を確認する
地元の地理や交通事情を熟知している警備会社は、現場対応力が高い傾向があります。特に交通誘導警備では、地域の道路状況・交通量・抜け道を知っている業者の方が、安全かつ効率的に業務を遂行できます。
「御社は当エリアでどのような現場の実績がありますか?」と具体的に質問してみましょう。類似規模・類似業種の実績を答えられる会社は信頼性が高いといえます。
5④警備員の教育体制を確認する
優良な警備会社は、法定の新任教育(基本教育15時間+業務別教育)に加え、独自の研修プログラムを設けています。教育体制が充実しているほど、現場でのトラブル対応能力が高く、安心して任せられます。
検定資格(交通誘導警備業務検定など)の保有者がどれくらい在籍しているかも、質を見極める重要な指標です。
6⑤損害賠償保険への加入状況を確認する
警備業務中に発生した事故や損害に備え、損害賠償保険に加入しているかを必ず確認しましょう。
7⑥料金体系が明確かどうか確認する
見積もりが「警備一式」など不明瞭な業者は避けましょう。以下の項目が明細として示されているかを確認します。
- ✓基本料金(警備員1名あたりの単価)
- ✓交通費・装備費
- ✓夜間割増(22時〜翌5時は25%以上の割増)
- ✓雨天手当・キャンセル料
複数社から相見積もりを取ることで、適正価格を把握でき、不当に高い・安い業者を見分けられます。最低3社の比較がおすすめです。
8⑦緊急時の対応体制を確認する
24時間365日の緊急連絡体制があるか、トラブル発生時の対応手順(マニュアル)が明確かを確認しましょう。特に施設警備では、夜間や休日の緊急対応が品質を左右します。
緊急時に「誰が・どのくらいの時間で・どう動くのか」を具体的に説明できる会社は、現場管理がしっかりしている証拠です。
9よくある質問
警備会社選びは「安さ」だけで判断せず、①認定 ②対応業務 ③地域実績 ④教育体制 ⑤保険 ⑥料金の明確さ ⑦緊急対応の7点をバランスよく評価することが大切です。最低3社を比較検討し、自社のニーズに最適なパートナーを見つけましょう。keibi.onlineでは地域・業務別に警備会社を検索できます。