警備員検定1級・2級の違いとは?取得で給与はどう変わるか
警備員検定1級・2級の違いと取得方法、給与への影響を解説。施設警備・交通誘導など業務別の検定内容と、資格手当の相場も詳しく説明します。
1. 警備員検定とは
警備員検定とは、警備業法に基づき国家公安委員会が実施する検定試験です。施設警備・交通誘導・雑踏・貴重品運搬・空港保安・核燃料物質等危険物運搬の6種類があり、それぞれ1級・2級があります。検定合格者は「合格証明書」が交付されます。
2. 1級と2級の違い
2級は基本的な警備業務の知識・技能を認定するもので、比較的取得しやすい資格です。1級は2級取得後1年以上の実務経験が必要で、より高度な知識・指揮能力が求められます。一部の路線や施設では2級以上の配置が法律で義務付けられています。
3. 取得方法
検定資格の取得方法は2つあります。①特別講習ルート:警備員特別講習事業センターが実施する特別講習を受講し、修了考査に合格する。②直接検定ルート:各都道府県公安委員会が実施する直接検定を受験し合格する。特別講習ルートの方が合格率が高いため、多くの受験者に選ばれています。
4. 配置義務のある現場
高速道路や都道府県公安委員会が指定した路線での交通誘導警備業務には、2級以上の検定合格警備員の配置が義務付けられています。空港保安警備業務も同様です。検定資格を持つことで、こうした現場での業務が可能になります。
5. 給与・資格手当への影響
検定資格を取得すると、資格手当として月額5,000〜20,000円程度が加算されるケースが多いです。また、配置義務のある高単価現場に入れるようになるため、実質的な収入増加につながります。1級取得者はさらに高い手当が期待できます。
6. 取得の優先順位
交通誘導2級は受験者数が最も多く、取得後の現場も豊富です。施設警備2級は比較的合格率が高く(82.1%)取得しやすい資格です。まずは自分が従事している業務の2級から取得するのが最短ルートです。
まとめ
警備員検定1級・2級は収入アップに直結する国家資格です。2級の合格率は業務によって65〜83%、資格手当は月5,000〜20,000円が相場。まず自分の業務区分の2級取得を目指しましょう。